2016年GMナタネ自生調査結果

遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンの呼びかけによるGMナタネ自生全国調査は毎年、全国各地で行われ、今年で12回目を迎えました。2016年は全国37都道府県で実施されました。各地の港周辺や幹線道路沿いなどで自生するナタネ901検体を採取し、検査キットを使って調べたところ、78検体がGMナタネでした。内訳は、モンサント社の除草剤ラウンドアップ(RR)に耐性をもったGMナタネが25検体、シンジェンタ社の除草剤バスタ(LL)耐性が52検体、RRとLLの両方に耐性を持つものが1検体でした。

今回GMナタネが見つかったのは、青森、茨城、埼玉、千葉、神奈川、山梨、静岡、愛知、京都、兵庫、岡山、福岡の12府県。港のある府県がほとんどですが、青森などはナタネの陸揚げをしていない八戸港周辺や、海なし県の埼玉や山梨でもGMナタネが確認されました。

●2016年GMナタネ自生全国調査結果(2016年10月修正)