2016年サントリービールへのコーンスターチに関する質問と回答
2016年7月20日
サントリーホールディングス株式会社様
遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
代表 天笠 啓祐
ビール用コーンスターチに関する公開質問状
私たちは、遺伝子組み換え(GM)食品の安全性に対して疑問を持ち、できるだけGM食品を避けたいと考えている生産者や消費者で組織する市民団体です。
アメリカでは1996年に遺伝子組み換え作物の栽培が始まって以来、右肩上がりに生産が増大してきましたが、2015年は初めて生産が減少しました。市民による遺伝子組み換え表示制度を求める運動の高まりが背景にあると推測しています。現在、私たちもGM食品を避けるために、あらゆる食品に遺伝子組み換え表示を求める署名活動に取り組んでおります。
貴社には、2008年、2009年に、ビール用コーンスターチに関する公開質問状をお送りしましたが、ビールにコーンスターチは使用していないという回答をいただきました。
ビールにコーンスターチ不使用を堅持する貴社の姿勢に敬意を払いつつ、改めてビール用コーンスターチに関する貴社の取り組みやお考えを伺いたく、以下質問させていただきます。お忙しいところ恐れ入りますが、7月30日までにご回答いただけますようお願い申し上げます。
記
1、貴社からは「ビールにコーンスターチは使用しない」とご回答いただいておりますが、現在もコーンスターチをビールに使用していませんか。
2、ビールにコーンスターチを使用しない理由を教えてください。
3、今後、ビールにコーンスターチを使用することになった場合、GMコーンスターチを使用する予定はありますか。
4、使う予定がある場合、消費者が選択できるように、GMトウモロコシを原料とするコーンスターチである旨を表示する予定はありますか。
以上