良品計画から回答
「コオロギせんべい」のゲノム編集原料使用報道の件で公開質問状を送付していた株式会社良品計画から以下の回答がありました。
2020年5月20日
特定非営利活動法人
日本消費者連盟
共同代表 天笠啓祐様
共同代表 大野和興様
公開質問状への御回答
株式会社 良品計画
代表取締役社長 松崎暁
拝復 時下ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
さて、2020年5月18日付の貴信にてご質問のありましたコオロギせんべいの件につきまして、下記のとおりご回答申し上げます。
敬具
記
まず、弊社が5月20日より販売を予定しているコオロギせんべいに使用しているコオロギは、ゲノム編集技術を用いたコオロギではございません。弊社は徳島大学発ベンチャー企業である株式会社グリラスが生産したコオロギを使用しており、株式会社グリラスは同社施設で生産している食用コオロギはゲノム編集をしていないことを証明しています。(別紙「品質証明書」参照)また、貴連盟の質問状に「一部報道によると」と記載されている内容の基になったと思われる、日経バイオテクオンラインが2020年5月15日に公開した記事「良品計画がコオロギせんべいを発売、徳島大学の研究成果を活用※」)」につきましては、本日現在、内容が訂正され、以下の訂正文章が掲載されております。
※https://bio.nikkeibp.co.jp/atcl/news/p1/20/05/13/06923/
[訂正]当初、ゲノム編集したコオロギを原料にしていると読み取れる内容となっていましたが誤りでした。謹んで訂正します(本文は訂正済みです)
以上より、弊社のコオロギせんべいにはゲノム編集技術を用いたコオロギを使用していないことが事実であることをご理解いただけるかと存じます。
質問状にございました1~3につきましては、コオロギせんべいにゲノム編集技術を使用していることが前提でのご質問でしたが、前述のとおり使用しておりませんので、これ以上の回答は控えさせていただきます。
以上