GMOフリーゾーン運動の呼びかけ(2021)
GMOフリーゾーン運動の呼びかけ(2021)
遺伝子操作作物がない世界を広げよう
- GMOフリーゾーン運動の新しい意義
GMOフリーゾーン宣言とは、遺伝子組み換え作物(GMO)を栽培しないという宣言です。遺伝子組み換えは、作物等の遺伝子に全く異なる生物の遺伝子を導入する技術で、食品としての安全性、環境への影響について懸念があります。遺伝子組み換え作物の栽培が始まって約30年、栽培面積は2億haに近くなり、北米では遺伝子組み換え鮭の生産流通が始まっています。加えて、ゲノム編集技術という新しい遺伝子操作技術が登場し、日本ではゲノム編集作物の栽培が始まってしまいました。ゲノム編集魚類・家畜・昆虫も研究されています。
1999年にイタリアで始まったGMOフリーゾーン宣言は、ヨーロッパ全土に、そして世界に広まりました。日本では2005年に滋賀県で初めてのGMOフリーゾーン宣言の看板設置に始まり、以後、毎年開催地を移しながらGMOフリーゾーン全国交流集会を開催しています。2020年にはGMOフリーゾーン宣言農地は全国で10万haを超えました。農地だけでなく、牧場や森林、海も登録されています。そして生産者の取り組みを支持するGMOフリーゾーンサポーター宣言も始まっています。
食品の遺伝子操作が新しい段階に突入し、国内でも栽培が始まってしまった状況で、GMOフリーゾーン運動の必要性がこれまでになく高まっていると言えます。GMOフリーゾーンにゲノム編集生物(作物・家畜・魚類・昆虫等)を含め、食品の遺伝子操作を許さない生産者と消費者、その間をつなぐ事業者等が連帯して発展させ、GMOフリーゾーンの輪を広げていきましょう。
- GMOフリーゾーン宣言とGMOフリーゾーンサポーター宣言
GMOフリーゾーン宣言 | 遺伝子組み換え及びゲノム編集を含む遺伝子操作生物を栽培・飼養しないことを宣言(農地、牧場、森林、海) https://forms.gle/ukMwzdMKMuprWu6m7 | |
GMOフリーゾーンサポーター宣言 | 消費者 | 遺伝子操作食品は買わない、GMOフリーゾーン宣言をした生産者を支持支援する、家庭菜園で遺伝子操作作物を作らないことを宣言 https://forms.gle/6eVicKcxzBmf2nz27 |
事業者 | 遺伝子操作食品を作らない、遺伝子操作食品を扱わない姿勢を宣言 https://forms.gle/5cZEMDAFWrEuW23J8 |
※遺伝子組み換え及びゲノム編集を含む遺伝子操作生物を対象としますが、引き続き「GMOフリーゾーン」の名称を用います。
- 上記のリンクの登録フォームから直接、もしくは生協などの取り扱い団体を通して登録してください。
- 連絡先 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
Tel 03-5155-4756 Fax 03-5155-4767
E-mail:office●gmo-iranai.org ●を@に変えてお送りください
https://www.gmo-iranai.org/