遺伝子組み換えナタネ自生調査運動20周年記念講演会・報告会 市民の手で明らかになった遺伝子汚染
遺伝子組み換えナタネ自生調査運動20周年記念講演会・報告会
市民の手で明らかになった遺伝子汚染
GMナタネ自生調査活動が始まり20年が経ちました。市民による科学的調査として全国規模で取り組み、毎年、報告会を開催しその実態を確認してきました。農水省・環境省も、同様の調査を行っており、情報を共有してきました。今回の報告会では、20年の活動を振り返るとともに、ハワイ大学教授の木村あやさんをお招きして、市民科学の意義と可能性についてお話しいただきます。木村あやさんは私たちの調査活動を市民科学として高く評価しています。実際に全国報告会に参加し、遺伝子汚染の実態を共有しています。
20年にわたる私たちの調査で、遺伝子汚染の深刻さが浮き彫りにされました。汚染が起きそうもないところでGMナタネ自生を発見し、ラウンドアップ(グリホサート)とバスタ(グルホシネート)の両耐性の交雑種も見つかるようになりました。雑草との交雑種の発見、「隠れGM」と呼ばれる1次検査では見つからないGMナタネの存在も明らかになりました。多くの地域で引き抜き活動を行い、汚染の拡大も防いできました。
今回の報告会は、この市民による調査活動の意義を再確認するとともに、今後も活動をつづけ、GM汚染をなくし、生物多様性を守り、食の安全を守るために開催します。ぜひご参加くさだい。
日 時 2024年7月30日(火) 13:30~16:30
会 場 連合会館 402号会議室/オンライン併用
(JR御茶ノ水駅聖橋口5分、地下鉄新御茶ノ水駅B3出口すぐ)
記念講演 「シティズン・サイエンス 参加型科学のジレンマと可能性」
講 師 木村あやさん(ハワイ大学教授)
定 員 会場参加60名、オンライン500名
参加費 500円
申込み https://forms.gle/m6o7wqjzWMnNrV4BA
※GMナタネ自生調査20年報告集発行、集会開催及び今後の運動のため、賛同金を募集いたします。ご協力をお願いします。(団体1口10,000円、個人1口1,000円。1口以上)。賛同団体・個人のお名前を当日配布資料に掲載します(希望団体・個人のみ)。
プログラム(予定)
13:30 開会
13:35 木村あやさん講演「シティズン・サイエンス 参加型科学のジレンマと可能性」
14:35 河田昌東さん、天笠啓祐さん、八田純人さんによるトークセッション「GMナタネ自生調査20年から見えてきたもの」
15:05 休憩
15:10 質疑応答
15:30 調査団体の報告
16:15 韓国のGMナタネ自生調査(要請中)
16:20 質疑応答
16:30 閉会
主催:遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
TEL:03-5155-4756 FAX:03-5155-4767 メール: