GMOフリーゾーン運動の呼びかけ(2023)
遺伝子操作作物がない世界を広げよう
GMOフリーゾーン運動で遺伝子組み換えもゲノム 編集も跳ね返しましょう!
1999年にイタリアで始まったGMOフリーゾーン運動は、今、日本で新たな段階を迎えています。2021年から国内でゲノム編集トマトの栽培が始まり、ゲノム編集魚の養殖も始まってしまいました。米国で開発されたゲノム編集コーンも届出受理され、ゲノム編集生物は増加の兆しを見せています。大量の遺伝子を意図せず改変する恐れがあるゲノム編集は、遺伝子組み換え以上に安全性と生態系への影響が懸念されます。
ゲノム編集トマトは、野外の開放系で栽培されており、遺伝子拡散が懸念されています。その上、個人への苗の無償配布に始まり、福祉施設や小学校への苗の無償配布がもくろまれ、全国へ栽培が広がる可能性があります。ゲノム編集魚では、ふるさと納税返礼品に登録するなど、遺伝子操作を推進する人たちは売り込みに躍起です。ゲノム編集苗の受け取り拒否を求める運動、ふるさと納税返礼品登録の削除要請、ゲノム編集フリー種苗や食品の自主表示運動など、反対運動も広がっています。広く市民運動が集う京都集会も開催されます。一気にゲノム編集生物の開発先進国になってしまった日本での反対運動は世界から注目されています。
GMOフリーゾーン運動は遺伝子組み換え作物にゲノム編集生物を加え、遺伝子操作食品に反対し、拒否する運動として取り組まれています。ゲノム編集魚が開発されている状況で、海のフリーゾーン宣言にも力を入れています。2020年にはGMOフリーゾーン宣言農地は全国で10万haを超えました。GMOフリーゾーンサポーター宣言も始まっています。ゲノム編集生物がこれ以上広がる前に、ゲノム編集生物の問題点を多くの人に知らせ、ゲノム編集苗の受け取り拒否を求める運動などとも連携して反対運動を広げていきましょう。食品の遺伝子操作を許さない生産者と消費者、その間をつなぐ事業者等が連帯して、GMOフリーゾーンの輪を広げていきましょう。
※遺伝子組み換え及びゲノム編集を含む遺伝子操作生物を対象としますが、引き続き「GMOフリーゾーン」の名称を用います。
GMOフリーゾーン宣言とGMOフリーゾーンサポーター宣言の登録
GMOフリーゾーン宣言 | 遺伝子組み換え及びゲノム編集を含む遺伝子操作生物を栽培・飼養しないことを宣言(農地、牧場、森林) | ||
遺伝子組み換え及びゲノム編集を含む遺伝子操作生物を養殖しないことを宣言(海) | |||
GMOフリーゾーンサポーター宣言 | 消費者 | 遺伝子操作食品は買わない、GMOフリーゾーン宣言をした生産者を支持支援する、家庭菜園で遺伝子操作作物を作らないことを宣言 | |
事業者 | 遺伝子操作食品を作らない、遺伝子操作食品を扱わない姿勢を宣言 |
※上記のリンクの登録フォームから直接、もしくはword版またはpdf版を印刷して紙で生協などの取り扱い団体を通して登録してください(下記に直接郵送・FAXも可)。
- 連絡先 遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン
〒169-0051 東京都新宿区西早稲田1-9-19-207
Tel 03-5155-4756 Fax 03-5155-4767
E-mail:office●gmo-iranai.org ●を@に変えてお送りください
https://www.gmo-iranai.org/